2012年06月28日
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西郷山公園で見落としていたもの

Written By: 川俣 晶連絡先

「西郷山公園で見落としていたものが1つあった」

「なんだよ」

「三田用水だ」

「まさか」

「試しに"西郷山"と"三田用水"で検索したら、加瀬竜哉さんのページは引っかかるし、きむらたかし@三田用水さんのページは引っかかるし、既に見ているはずの頁に舞い戻って、『やあお久しぶり』という感じだ」

「ひ~」

「西郷山は、大橋ワクワクゾーンの中心からかなり離れるが、離れる向きが三田用水と同じ。だから、三田用水関連だったのだ。自分が見た水が流れていない滝は、もともと三田用水の水を流していたらしい」

「遠くまで来たつもりで、よく知った水と再会したわけだね」

「水は流れてなかったけどね」

「水路『跡』探索家としては、いつものことだろ」

「ぎゃふん」

これが山場だ §

「西郷山は、山という名前だが、実は渋谷目黒方面の水路マニアの聖地とも言えるメジャーな場所みたいだな。こっちは杉並方面だからあまり縁が無いだけで」

「それで?」

「実はデートスポットとしても有名らしい」

「えー。あんな険しい場所でデートするのかよ」

「夜景が綺麗らしいぞ」

「えっ?」

「高台から遠くまで見渡せる場所だからな。それに代官山と大橋の中間ぐらいだ。場所的にもオシャレだぞ」

「暗くてジメジメした場所ばかり喜んで辿る君にしては珍しいね」

「まあ、実際に行ったときは1人だったけどな」

「ぎゃふん」

「しかも昼間」

「ぎゃふん2」

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